WordPressのテーマ作成時に、投稿ページの「投稿日」と「最終更新日」を表示する方法です。

「投稿日」とは

WordPressにおける「投稿日」とは、記事を初めて公開した日になります。

管理画面では、記事編集画面の右サイドエリアにこのような表示になっています。
日付けの部分をクリックすることで任意の日付け、時間に変更することができます。

「最終更新日」とは

WordPressにおける「最終更新日」とは、その名の通り…
最後に記事を更新した日になります。

標準ではこちらの日時を変えるUIはありあせんが、プラグインなどで変更できるようにもできます。

公開済みの記事を別の日に編集し、保存することで
公開日と最終更新日は別の日時になります。

表示させる方法

WordPressを利用したサイトで、投稿日や最終更新日を表示するには
以下の書き方をします

投稿日

<?php the_time(); ?>

最終更新日

<?php the_modified_date(); ?>

それぞれをブラウザで表示した結果はこのようになります

「投稿日」の方はまさかの時間表示になっています…

表示の書式を指定する

このままでは不便なので、表示する書式を設定します

設定する方法は、それぞれのコードの ( ) の中に記述します

<?php the_time(Y/n/j); ?>

<?php the_modified_date($format); ?>

表示結果はこのようになります

WordPressの管理画面から指定する方法

<?php the_modified_date($format); ?>

もう一つの表示方法であげていた$formatは、WordPressの管理画面から設定できる
日時表示の設定を呼び出す記述になります。

WordPressの管理画面の左メニューから「設定」→「一般」から設定します。

当サイトでは、日時形式を「カスタム」を指定して
2025.01.01 と表示されるような設定にしています。

テーマ内でオリジナルのフォーマットを指定する方法

<?php the_time(Y/n/j); ?>

このフォーマットが呼びだれて表示されるようになります。

Y4桁2025
y2桁25

m数字(先頭にゼロ)01 ~ 12
n数字(先頭にゼロなし)1 ~ 12
Fフルスペルの文字January ~ December
M3文字形式Jan ~ Dec

d数字(先頭にゼロ)01 ~ 31
j数字(先頭にゼロなし)1 ~ 31

時刻

a午前または午後 (小文字)am または pm
A午前または午後 (大文字)AM または PM
h時(先頭にゼロ)
12時間単位
01 ~ 12
g時(先頭にゼロなし)
12時間単位
1 ~ 12
H時(先頭にゼロ)
24時間単位
00 ~ 23
G時(先頭にゼロなし)
24時間単位
0 ~ 23
i分(先頭にゼロ)00 ~ 59
s秒(先頭にゼロ)00 ~ 59

これらの表示を「/」や「.」などで繋いだりして自由に表示の書式を設定することができます。

その他にもして方法がありますので、詳しくはこちらから確認してみてください

まとめ

以上が、「投稿日」と「最終更新日」を表示する方法でした。

すぐに設定できるこーどなのですが…
テーマ開発時にちょくちょく記述方法を忘れることがあるので
あらためてまとめました